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2020.06.14 Sun 山本太郎さん、あなたは全国の窮民の最後のよりどころです。都知事選には出ないでください。

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 山本太郎さんが都知事選に立候補するかもしれないと報じられています。
 わたしは「れいわ新選組」を戦後生まれのわたしがやっとたどりついた政治的よりどころと思っています。とくに、前回の参議院選挙で2議席をつかみ取ったこの政党が、重度と言われる2人の障害者を国会に送り込んだことは画期的なことだと思います。
 しかしながら、好意的なひとの中にも重度障害者の議員が存在するだけで意味があるという意見も多くあり、彼女彼らの議員活動を真正面から受け止めていないと感じてしまいます。とくに、木村議員の提案は「福祉の牢獄」の中に閉じ込められてきた障害者の労働を、はじめて政治の場で「障害者の人権と労働の権利」として制度の確立を要求するものです。彼女は在宅福祉制度の「重度訪問介護」の拡大もしくは弾力運用を訴えていますが、わたしはそこはちがっていて障害者の労働の権利を保障する、本来の労働行政の抜本的な改革を求めるべきだと思います。
 それにしても以前にも書きましたが、彼女がみずからの議員活動の介護保障という具体例を通じて、障害者の労働に伴う介護保障を訴えたのに対して、日本維新の会の代表・松井一郎大阪市長が自己負担で賄うべきだと発言しました。政治家は高額所得者で個人事業主だからと、世間の高額所得者と国会議員への妬みを誘発し、巧妙に障害者差別をかくすこの人の発言は人権感覚と国際感覚を研ぎ澄まさなければならないはずの政治家として許しがたいと強く思います。
 国会議員は選挙で国民から請託をうけたミッションを実行してもらうために必要とされる所得を得ているのであって、むしろ絶対に自分の介護保障などに使ってもらってはいけないという、ごく当たり前のことを忘れていると思います。極論ですが、もし松井氏が言うように議員報酬から介護費用を支払うのであれば、それを払わなくてもよい健全者議員の所得が高すぎるわけで、「身を切る改革」を党是とされるのならその相当分を返上してもらわなければ筋が通りません。このひとの発言は重度障害を持つ議員を選挙で選ばれた対等な国会議員として認めない、はなはだ人権侵害にかぎりなく近い発言だと思います。

 ところで、わたしは山本太郎さんが都知事選に出馬しないことを強く望みます。はっきり言って今の小池百合子知事に勝てる候補はなかなかいないと思うからです。今回のコロナウイルスショックで安倍内閣が揺らいでいる中、小池さんや大阪府知事の吉村さんを「実行力のある政治家」として支持する人たちがわたしの地域でも急増する一方、れいわ新鮮組への熱い心が影に隠れてしまった感があります。
 ここはむしろ、宇都宮健児さんに結集し、太郎さんの力を存分にその応援につぎ込んでほしいのです。それでなくても、前回の都知事選で、宇都宮さんを差し置いた野党共闘の失敗がまだ記憶にあたらしいところです。ある意味、ほとんど勝ち目のない選挙では、より信ずるにたるほんとうの政治家に結集することで、わたしたちもまた納得できるのではないでしょうか。そして、共産党と社民党との強い共闘関係をつちかい、育てることで「れいわ新鮮組」もまた国政への新しい一歩を得ることになるでしょう。願わくば自民と維新が手をつなぎ、闇夜の政治が始まる前に…。

Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)

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