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2019.07.16 Tue 大椿ゆうこさんは今を生きるすべてのひとにとってのジャンヌ・ダルク 参議院選挙比例候補

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 参議院選挙も大詰めの一週間に入りました。今回の選挙ではなんといっても山本太郎さんと「れいわ新選組」の選挙活動が加速度的に注目を集めていて、投票日前日までの街頭行動とSNSの拡散によってどこまで支持がひろがっていくかにあります。
 わたしは山本太郎さんの身を切るどころか身をけずり命をけずる呼びかけに全面的に応援しているのですが、その一方で地道に非正規雇用が4割を占め、働く人々を使い捨てにしてきた国の政策を指弾し、若者も女性も外国人も安心して働ける社会をつくろうと呼びかける大椿ゆうこさんも応援していて、山本たろうさんと大椿ゆうこさんの両方の推薦ハガキを書いた他、両方のチラシも地域に巻き、自宅にポスターも張りました。
 山本たろうさんについては後で書くとして、まずは大椿ゆうこさんについて書いておきたいのです。
このたび、社会民主党の比例区公認候補となった彼女の後ろには、働く人の4割といわれる非正規雇用で働く人々をはじめ、長年の組合活動を通じて出会い、共にたたかってきたひとびとの悲しみ、怒り、叫びがあります。
 1950年代から60年代にかけて時代をけん引したかつての労働組合運動から遠く長い時を経て、高度経済成長からバブル崩壊、新自由主義とグローバリズムがもたらした格差社会によって生存権すら脅かされる人びと、「明日への希望よりも今日のパン」を求めて劣悪な環境で働かざるを得ないたくさんの人びとのための労働組合運動が今、この社会のセーフティーネットの役割を果たしていることを実感する大椿ゆうこさんだからこそ、その体験から得た切実な提案を実現するために国会議事堂に送り込まなければならない、とっておきの人だとわたしは思います。
 わたしは労働組合のある企業に行ったこともなくリタイヤの年齢になりましたが、1982年に箕面に誕生した豊能障害者労働センターの一員として、労働組合の方々にお世話になってきました。もちろん今もそうですが、国からの後ろ盾もないまま「福祉の牢獄」に閉じ込められてきた障害者が町に社会にあたりまえの市民として生きることが絶望的だった時代、重度と言われる障害者が一般企業に就労することはとても困難なことでした。
 「企業が雇わないなら、障害者が自ら起業し、経営と労働の両方を担おう」とはじまった労働センターは、皮肉にも「労働」を主張するために当時の箕面市においても「福祉団体」とは認められませんでした。それは当方としても認めてもらいたくなく、ただ一般企業が決して雇わない重度障害者の就労の場への助成制度が国にも府にも市町村にもつくられるべきではないかと主張する中で、前代表の河野秀忠さんの努力もあいまって、箕面市には箕面市障害者事業団がつくられ、事業団の障害者雇用政策として労働センターへの雇用助成制度が実現しています。しかしながら、国の労働政策は依然として箕面市のような障害者雇用制度(障害者の社会的雇用とも言われます)はつくられていません。
 そして、当時も今も、労働組合から「社会的弱者」への支援はもらってきましたが、障害者の就労運動について大きな共闘ができてきたのかといえば、(わたしが知らないだけかも知れませんが)あまり例はなかったと思います。当時わたしは、彼女彼らに「あなた方はすでに就労している労働者のための活動はされているが、就労の場にたどり着かない労働者としての障害者に思いをはせているとは言い難いのではないか」と議論を吹っ掛けたものでした。そして、企業に就労をはばまれ、障害者年金ではひとりで生活していけない障害者は年老いた親に生活援助だけではなく、経済的援助も受けなければ町で暮らせないのだと訴えました。
そして、その絶望的な状況を打ち破るために、豊能障害者労働センターは「障害のあるひともないひとも共に働き、給料をわけあう」活動をしているのだと…。
 そこから理解を示してくれた市役所のひとや「共に学ぶ教育」運動を進めている教員、さらには誰もが暮らしやすい地域をつくろうと集まった市民のひとたち、一般企業でつとめる人びとが応援に来てくれて、まだ公的介護保障がまったくない時代に無償で泊まり介護をしてくれました。
 その中に、2009年に結成された大阪教育合同労組で活動することになる人びとが、少なからずいました。それは箕面だけでなく、大阪各地の障害者自立生活運動を進めるグループともかかわってくれたことでしょう。そのことをわたしは決して忘れません。
 そんなわけで、時代は代替わりしていますが、障害者を「福祉」にとじこめることに異議申し立てをし、障害者を働く仲間と認めてくれた大阪教育合同労組から国会に突き進もうとする大椿ゆうこさんは労働者だけでなく、障害者をはじめいまを生きるすべてのひとにとっても大切な大切な宝物だと思います。

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