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2011.06.16 Thu 「がんばらないけど、あきらめない」 この大きすぎる悲しみを希望に変えるために

カレンダー「やさしいちきゅうものがたり」
 昨日、豊能障害者労働センターのスタッフとともに、今年の秋に売り出す2012年のカンレダーのお願いに、朝日ファミリーに行きました。
 もともと、来年に豊能障害者労働センターが30周年をむかえるため、10月にカレンダーの原画展を開くことを決めていたのですが、東日本大震災被災障害者支援の事業として、売り上げから100万円を支援金とすることにし、カレンダーの原画展の時に再度大きな救援バザーを開くことになりました。
 今回はじめて、メディアにささやかな広告を出すことにしていて、朝日ファミリーの編集部に原画展の企画段階から相談に乗ってもらっていて、その打ち合わせにわたしも同席させていただきました。

 以前にもお伝えしましたが、毎年このカレンダーを利用していただいている方からの要請で、500本ほどカレンダーを被災地に届けました。わたしたちのカレンダーが、少しでも役に立てたことをみんなで喜んでいます。
 このカレンダーのタイトルは「やさしいちきゅうものがたり」といいます。このタイトルは、実は1995年の阪神淡路大震災の頃に製作したポストカードの商品名でした。1985年からイラストを描いてくださっていた吉田たろうさんが亡くなられ、松井しのぶさんにイラストをお願いした2006年から、共に生きる地球と社会を願ってカレンダーの商品名にしたものです。
 今回の震災は阪神淡路大震災とは被災の規模がちがい、たくさんのたいせつないのちが失われ、いまなおがれきは残ったまま、避難所でいのちをけずりながら困難な毎日を過ごされている方々のことを思うと、「やさしいちきゅう」という言葉がとてもむなしく、時には腹立たしく思われる方もいらっしゃるかも知れません。
 わたしたちも商品名を変えるべきか真剣に話し合いました。その結論として、やはりこの名前のままにしようと決めました。
 たしかに、津波でたくさんのいのちと、たくさんの大切な生活と、たくさんの思い出と、そしてたくさんの希望をこの震災は奪ってしまいました。けれども、時には理不尽な暴力でわたしたち人間の生活をうばってしまう自然とのかかわりなくして人間の営みもまたないとすれば、それを受け入れながらも、どうすればひとと自然、ひととひととが傷つけないで共に生きていくことができるのか、長い歴史の中で自然との折り合いをつけ、助け合いながら生きてきた先人たちの叡智の助けをもらい、この大きすぎる悲しみを希望に変えるために、活動を続けていきたいと思うのです。
「がんばらないけど、あきらめない」

カレンダー「やさしいちきゅうものがたり」(恋する経済&障害者市民事業ネットワーク)
豊能障害者労働センター
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