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2012.08.19 Sun いよいよ今夜、森進一と島津亜矢

 今日はいよいよ「BSにほんのうた」に、島津亜矢が出演します。しかも、森進一との40分のスペシャルステージです。
 収録日から放送日までがかなりの日数があり、ご覧になった方の感想を早くに読んでいるので、ある程度の展開は知っているものの、やはりライブは聴いてみなければわからないものです。しかも今回は森進一との共演ですから、楽しみもひとしおです。歌もさることながら、どんな空気がふたりの間に流れ、漂うのか、ちょっとした間にかくれるふたりの気持ちがテレビを通してどこまで読み取れるのか、まばたきもできないぞと入れ込んでいます。
 もちろん、ごらんになった方の報告から、わたしが望むステージとは言い難いことはすでに知っています。森進一というひとは不思議なひとで、本来はとても好奇心が強く、だからこそジャンルにとらわれずほんとうにたくさんの歌を森進一の歌にしてしまうしなやかな感受性と、それを表現できる並外れた歌唱力を持っているひとだと思います。ジャンルを越えて音楽関係者のかなりの人たちがその高い音楽性を認めているそうです。
 けれども、一方でとても不器用で繊細なひとらしく、共演する歌手に気を使うあまり、反対に気を使われてしまうようなところがあるように思います。
 今回も、本来なら島津亜矢から見れば大先輩なのですから、彼女に彼のヒット曲を歌ってもらい、かわりに森進一らしく島津亜矢の歌を歌ってくれたらよかったのにと思うのですが、おそらく北島三郎や五木ひろしならそうしたように思うのですが、シャイな森進一にはできなかったようです。
 島津亜矢はもちろんのことですが、森進一は島津亜矢の歌を意外ともいえる見事な解釈で、しかもその歌の心を根源的にストレートに表現できるとわたしは確信していて、それだけに今回のステージで実現できなかったことを残念に思います。
 以前に書きましたが、この二人はその才能の源泉ともいえる歌心と並外れた歌唱力を併せ持つ歌手として、とても深いところでよく似ていていると、わたしは思っています。
 できればもう少し打ち解けた次の機会に、二人のより踏み込んだ共演を期待しています。

 といって、今回のステージが物足りないはずはなく、用心深い森進一がステージが進むにつれてどのように変わって行くのか、また北島三郎とはまたちがった意味で尊敬しているにちがいない森進一に、島津亜矢がその神の声と歌唱力でどのようにせまっていくのか、そして始めての共演で、なおかつ短い時間の間に、二人の間に生まれる信頼感から新しい歌の可能性を見つけることができるか、などなど、興味が尽きません。
 この記事を読んでくださっているみなさんで、もしまだ島津亜矢をよくご存じでない方で、BS放送をごらんになれる方でしたら、今夜7時30分からのNHK・BSプレミアム「BSにほんのうた」を観ていただければありがたいです。
 森進一と島津亜矢のスペシャルステージは8時20分からです。






森進一 「北の蛍」

森進一 命枯れても
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