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2012.05.28 Mon 島津亜矢座長公演4

 島津亜矢の座長公演は連日大入りの大盛況のうちに、無事千秋楽を終えたようです。
 舞台の様子を知りたくてファンの方々の掲示板サイトをみていたのですが、わたしがお世話になっている方が深夜に書かれていて、興奮冷めやらぬ様子で感動的な舞台だったと報告されていました。
 わたしは残念ながら17日の一回だけしか観に行けなかったのですが、長い間島津亜矢を応援し、支えてこられた方々が何度も御園座に駆けつけ、島津亜矢とともにこの大舞台を乗り切ってこられたことが、この間の掲示板サイトの投稿記事を読んで圧倒されました。
 今回の座長公演で、島津亜矢が稀有の才能におぼれることなく、「もうこれでいいか」とこじんまりと実力歌手の地位を確保することをせず、いつも新しい荒野へと足を踏み入れる勇気と努力とひたむきさを持ちつづけていることを、より多くの方々に驚きと感動と共に知っていただけたのではないかと思います。
 そして、長い年月彼女を応援し、ささえてきたファンの方々にも敬意を表します。一回の公演に何度も足を運び、彼女がどんどん進化していく姿をいつも見守ってこられた方々がいるからこそ、今回の公演の大成功につながっています。
 わたしは島津亜矢以外の演歌歌手のコンサートに行ったことはないのですが、演歌はもとよりポップス歌手と間違えてしまうほどの幅広いジャンルの歌を歌い切り、浪曲歌謡から名作歌謡劇場まで、大胆かつ繊細にパフォーマンスを展開する歌手は彼女しかいないように思います。
その進化のスピードも表現の深さも並大抵のものではなく、島津亜矢はすでに歌手と呼ぶにはふさわしくなく、コンピューターをつかってスタジオでつくられ、携帯電話で垂れ流される不毛な音楽に囲まれてしまっている時代に、ある時はテント小屋、またある時は橋の下の河原で、またある時は巷のネオンの海で、振袖を夜風に遊ばせながら演じる大衆芸能、伝承芸能の使徒と言うほかはありません。
 島津亜矢ほどファンの期待にこたえられる歌手はいないのですが、一方でまた島津亜矢ほどファンの予想を裏切る歌手もいません。彼女が新しい冒険をするたびに、わたしたちファンもまた居心地のいい場所から追い出され、新しい彼女の姿を見せられることになるのです。まさに、星野哲郎作詞の「おりょう」のように、「燃えて火を吐く亜矢の夢に 惚れるファンも命がけ」ということなのでしょう。
伝え聞くと、アンコールは30分におよび、島津亜矢はもとより、出演者もお客さんも涙と感動の渦につつまれたようすで、その場にいなかった悔しさもありますが、報告しておられる方の感動があふれてきて、わたしもその場にいたような錯覚に陥ります。
 それにしても、アンコールで「俵星玄蕃」を熱唱してしまう島津亜矢というひとは、どれだけお客さんを大切にするひとなのでしょう。もう彼女の身体のどこにもエネルギーが残っていないはずで、常識的にはもう少し軽く流せる(そんな歌が彼女の歌にあるかどうかわかりませんが)歌で許してもらうところを、彼女にとりつく歌の女神がそれを許さないのだと思います。彼女はお客さんのエネルギーをもらい、熱唱したにちがいありません。

 今度の座長公演は島津亜矢の冒険の中でも特に大きなもので、いままでは一人のエンターテイナーとしての冒険でしたが、今回はたくさんの出演者とスタッフとの協働で、新しいことばかりだったでしょうが、その分、はかり知れない刺激と財産を得たにちがいありません。田中健のブログでも、島津亜矢を絶賛してくれていますが、やはり今回の最高の収穫は、ちがう世界で活躍しているひとたちと同じ舞台で同じ空気を吸い同じ苦労を重ね、ひとつの舞台をつくり上げたことにあるでしょう。
 今回の座長公演の最中でもすでにその効果が現れたぐらいですから、これからのコンサートでは新しい島津亜矢が舞台に立っていることでしょう。
 わたしは6月19日の大阪柏原でのコンサートに行きますので、いまからどきどきわくわくわくしています。
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     島津亜矢の座長公演は連日大入りの大盛況のうちに、無事千秋楽を終えたようです。 舞台の様子を知りたくてファンの方々の掲示板サイトをみていたのですが、わたしがお世話になっ... まとめwoネタ速neo - 2012.05.29 03:13