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2012.02.05 Sun 豊能障害者労働センター30年ストーリー

夢をみるまえに
夢をつくらなければならなかった
市民であるまえに
市民にならなければならなかった
だから夢がいとおしい
だからずっと街がすき

たくさんのこころが種をまき
30年という時間が
わたしたちの「いま」を
育ててくれた

ほんとうにありがとう
あなたに会えてよかった
野に咲く花の
いっしょうけんめいを友情に
さあ、行こう
ほら、あのとびらのむこうに
未来の荒野が待っている

 豊能障害者労働センターは4月で30周年をむかえます。
 1982年、わたしたちは「どこにも行くところあらへん」と叫ぶひとりの障害者の絶望の岸から、小舟を大海にすべらしました。
 あれから30年、たくさんの方々が応援してくださり、いまでは障害者37人をふくむ60人が活動を続け、障害のあるひともないひとも運営をにない、事業をひろげ、みんなで給料をわけあっています。
 障害者が経営をにない、障害者の所得をつくり出そうとするわたしたちの活動は長い間福祉施設でもなく一般企業でもない異端とされてきましたが、国際社会でも注目されるようになった「社会的起業」として花を開く日が近づきつつあると思っています。
 デフレ不況、企業倒産、最悪の失業率、政治不信…、そしてあの大震災。日本全体がどこまで続くかわからない百年に一度といわれるトンネルの中にありますが、わたしたちはむしろ「速くて強くて大きいこと」をめざした今までの百年が問われているのだと思います。
 ともすれば無力感におそわれてしまいますが、シジフォスの神話のようにくずれてもくずれても「小さな石(意志)」を積みつづけたいと思います。ひとりひとりの小さな意志、平和を願い、共に生きる勇気こそが新しい百年を切り開くことを信じてやみません。
 30年という節目をむかえ、わたしたちは日々の活動をより深めより広げながら、世界へとつづくこの大地をもう一度耕したいと思います。
 そんな思いを胸に、豊能障害者労働センター30年の歴史を振り返りたいと思います。
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