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2017.04.28 Fri 核抑止力より 仲良くし力  ピースマーケット音頭ができました!

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 「ピースマーケツト・のせ」のテーマソング、ピースマーケット音頭(世界仲良し音頭)ができました!
 「ピースマーケット・のせ」の実行委員会委員長・清州辰也さん(94歳)が作詞し、神戸のシンガーソングライター・加納ひろみさんが作曲しました。
 昨年の5月、わたしたちは心と物と夢が行き交う市場「ピースマーケット・のせ」を開きました。
それは能勢町内の新聞に折り込まれた一枚のチラシから始まりました。そこには高齢者住宅に住む清州辰也さんが、「孫や次の世代に戦争のない平和な世界を残したい!!」という、いのちを削ってまでも訴えようとする平和の願いが綴られていました。
清洲さんは1943年、20歳の時に学徒出陣し。南方軍に配属されました。1944年、フィリピンからベトナムへの輸送中、ボロ船のただ一隻の輸送船の機関が故障し漂流2週間、1000人余りの乗員が一滴の水も一粒の米もない絶飲食を強いられました。
敗戦をベトナムで迎え半年間の俘虜生活をへて1946年3月に帰国。大阪駅からは大阪城だけしか見えず、ひろがる一面の焼け野原に立ち、「戦争だけは二度としてはならない。」と強く決意したといいます。
戦後70年、第二次世界大戦による死者は5000万人とも8000万人ともいわれ、日本の地でもアジアの地でも理不尽に奪われたいのちが帰るべき故郷もなく、寄る辺ない夜と朝を漂泊しているというのに、世界は今また次の戦争の準備をし、他国の民を傷つけています。
軍事力を背景にした脅しの外交が国を守り平和への近道と考えた過去の過ちを忘れ、すべての国民を監視し、「国(国体)を守る」ためには多くの国民や一部の地域を犠牲にしてもかまわないと「前線基地」を沖縄に配備するわたしたちの国の姿は、戦争で犠牲になったおびただしいたましいが願い、清洲さんをはじめとする戦争を体験した人々が望んだ「未来」と言えるのでしょうか。
 軍事力を持たなければ国を守れないという観念にとりつかれた北朝鮮の止まらない暴走と、強大な軍事力で朝鮮半島を極度に緊張させるアメリカ…。その許しがたい行為の元で、数多くの人々が心を固くし、不安と恐怖の夜を過ごしていることに、心が張り裂けそうになるのはわたしたちだけでしょうか。
 世界で唯一の被爆を体験し、世界に先駆けて「二度と戦争をしない」と宣言したわたしたちの社会、東アジアの当事者としてなによりも話し合いで緊張を和らげようと呼びかけるべきわたしたちの国が、即座にアメリカの軍事戦略に積極的に参加し、北朝鮮の軍事力行使の標的となる道を選んでしまっていることを、わたしたちは許してしまっていいのでしょうか。
 わたしたちの国は沖縄を植民地としただけでなく、この国全体がアメリカの植民地になったと錯覚してしまうほどです。そしてバラエティと化した昼のニュース番組を他人事のようにぼんやり見ている自分自身の姿にうすら寒くなるのです。
 緊迫感と無力感に覆われる今だからこそ、わたしたちは「ピースマーケット・のせ」を開く意味がますます深くなったと思っています。
 
世界各地で紛争やテロが絶えない一方で、武力だけに頼らず紛争やテロをなくそうとする必死の努力もまた、日本をはじめ世界の人々によって進められていると信じています。
日本だけでなく、世界各地で異議申し立てをするひとびと、自由を求めて活動を続ける人々がいます。わたしたちもまた、「誰も傷つかない、誰も傷つけない」平和で安心できる社会を願って、彼女たち彼たちと青い空と心を共にしたいと思うのです。
「そんな甘い考えで、家族も国も自分も守れない」という声が大きくなっています。しかしながら、わたしは思うのです。
1962年、キューバに核ミサイル基地の建設が明るみになり、アメリカがカリブ海で海上封鎖、アメリカ合衆国とソビエト連邦との緊張が高まり、全面核戦争寸前まで達したキューバ危機が避けられたのは、最終的には当時のケネディ大統領とフルシチョフ首相との書簡のやりとりによる話し合いにあったことを…。
 ロバート・ケネディは著書「13日間 キューバ危機回顧録」で、「キューバ危機の究極的な教訓は、われわれ自身が他国の靴を履いてみる、つまり相手国の立場になってみることの重要さである。」と書いています。
 「武力なしで平和は守れない」という声高で乱暴な主張がもてはやされますが、武力によって平和が守られたことがないということもまた真実なのです。
そして、なによりも武力を行使してはいけないのは、その後の話し合いで平和が実現しても、一部の、いや多くの人々のいのちがその最初の武力によって奪われ、人々を傷つけてしまうことなのです。その事実を「多少の犠牲は仕方がない」と言い放つことは、決して許されないと私は思います。
 5月14日の「ピースマーケット・のせ」まであと2週間になりましたが、緊迫した状況の中で、里山能勢から声を限りに叫びたいと思います。

核抑止力より 仲良くし力
武器抑止力より 仲良くし力
21世紀は 仲良くし力
PEACE MARKETは 仲良し力
のせからのせのせのせまくれ
あっちでもこっちでものせまくれ
世界全部をのせまくれ のせまくれ
ハァイ ソレ ヨイショ

>「ピースマーケット音頭(世界仲良し音頭)」
作詞・清州辰也 作曲・加納ひろみ




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